節約・節税

浪費家から貯蓄体質に変わるために実践した5つの行動

尾形です。

今回は浪費家から貯蓄体質に変わるための方法についてお伝えします。

僕は元々超浪費化で散財してばかり。社会人5年目くらいまでマジで貯金ゼロでした。
「そもそも貯金するつもりがない」というのは言い訳で、貯金しようと思っても給料日までにお金が残らないことはしょっちゅうありました。

ただ、今では年間200~250万円ほど貯金や投資に回すことができています。

もちろんその間年収が上がったのも事実ですが、年収が上がれば貯金も当然できる!というは必ずしもそうではないでしょう。

尾形
尾形

年収1000万円でも赤字の人って少なくないようです…

この記事をご覧いただいてる方は「浪費家体質ではマズい」と自覚されているでしょうから、貯金や投資の必要性については語りません。今回は、僕が実践してきたことをベースに貯蓄体質変わる方法をご紹介していきたいと思います。

マネーフォワードMEで支出管理をする

浪費家に共通する特徴は「自分が何にどれくらいお金を使っているか分からない」という点です。

僕も好きなようにお金を使い、調子に乗ってクレジットカードを使い過ぎて、カード引き落としの毎月27日には貰ったはずの給与がないなんてことがありました。本当に「気づいたらお金がない」状態です。

これを防ぐには家計簿です。家計簿って面倒なイメージがありますが、家計簿アプリを使えばほぼ自動化が可能です。家計簿作成の自動化を行えるのがマネーフォワードMEです

銀行口座、クレカ、電子決済と連携しておくことで、支出データがアプリに自動連携されます。また、支出をカテゴリ(食費・日用品費・家賃 等)ごとに任意に振り分けることができます。

「マネーフォワードME」のみならず、家計簿アプリを活用するうえで注意したい点は以下です。

家計簿アプリを使いこなすうえでの注意点

クレカor電子決済で支払う(現金だと手入力が必要なため)

カテゴリ分けは「意味のある軸」になるようカスタマイズする

情報をストックするだけでなく、こまめにチェックする

天引き投資をする

余ったお金で貯金なり投資をしようとするからお金が余らないのです。貯蓄費用は天引きしましょう。

具体的には「クレカ積立」をするか「給与振込先の第二口座を設定する」等です。

「クレカ積立」については毎月定額で投資に回してくれるため、「資金が余らなかったから投資できなかった」という事態を防ぐことができます。

また、「給与振込先の第二口座」については対応可能かは職場の経理or人事部に確認が必要ですが、たとえば手取20万円場合に5万円のみをサブの口座に入金してもらい、残り15万円をメイン口座に入金してもらうことで、5万円分は死守することができます。

余ったお金で投資する、ではなく、必要経費として予め盛り込んでおくことが重要です。

理想の家計簿を書き出す

Money Fowardでの支出管理をおおよそ3ヶ月ほど実施していれば、毎月平均して何にいくら使っているのかが分かります。

これを一表でまとめてみて、どの支出をどれだけ減らし、どこに充てられれば理想なのかを考えてみましょう。

あくまで収入は固定のままです。
「収入があと3万増えればなー」と妄想するのは楽しいですが、ここでは現実的に考えます。

このときに以下の観点でチェックしつつ、理想の家計簿を書き出せると良いと思います。

家計簿のチェック観点

自分が価値を感じるものに金を使っているか

この支出は「投資」か「浪費」か

世間一般の支出割合と照らして適切か

これをやり始めると「支出はそのままで投資に回すためには支出を減らす必要がある」ということに気付きます。そこで否応なしにメスを加えることになるのが固定費です。

世間一般の支出割合と照らして適切か

これをやり始めると「支出はそのままで投資に回すためには支出を減らす必要がある」ということに気付きます。そこで否応なしにメスを加えることになるのが固定費です。

固定費の金額を見直す

低収入のうちは収入に占める固定費の割合が高いため、固定費にメスを入れるのがインパクトが大きいです。

固定費の大半は引き落としであったり、業者やサービスごとに金額が固定であるため、聖域(改革のメスが通りにくい領域)になりがちです。

観点としては以下の観点でチェックしていくと良いでしょう。

  • 生活レベルをある程度維持しながら、より安い家賃に抑えられないか?
  • 「みんな入っているから」という理由で保険に入っていないか?
  • 「よく分かんないから」という理由で3大キャリアのスマホ利用料を払っていないか?
  • 効果を感じていないのに、コスメを定期購入をしていないか?
  • まったく使っていないサブスクはないか?その月額料金で自分の生活は豊かになっているか?
  • 利率が高いローンを繰上返済できないか?
  • 水道光熱費など、金額は変わらなくてもポイントが溜まる・使える業者はないか?

細かく見ていくと「あれ?こんなのにお金払ってたの?」ということがあるので、よく見直してみましょう。

ちなみに尾形はなぜかユニセフに毎月1500円寄付(口座引落)していたことに気付き、即行で解約しました(お金に余裕があればいいんですけどね笑)

変動費の質を見直す

固定費を削ることができれば、ほぼ勝ったようなもんですが、変動費も見直していきましょう。

既に節約している方からすると、変動費を削ることは難しいですが、もう少し別の支店でチェックしてみましょう。ここでのチェック観点は以下3点です。

変動費を減らすためのチェックリスト

変動費を減らすために、生活をどう変えるべきか

価値を感じないことにお金を使っていないか

ポイントが溜まる・使える業者はいないか

特に重要なのか「変動費は減らせるだろうか?」ではなく「減らすことを前提に生活を変えられる部分はないか」を考えることです。

「減らせるか?」と考えてしまうと「付き合いがあるし」「これがないと生活できないし」と言い訳が無数に出てきてしまいます。ここは仮に「減らす前提」に立った時に変動費を減らすための「仮の行動」を書き出し、現実的なものを採用していくとよいと思います。

  • コーヒーはマイボトルを持ち歩けばいい
  • 会社に遅くまで残らなければ先輩に飲みに誘われない
  • そもそも外出を減らせば支出が増えることもない 等

変動費は削り過ぎてもQOLが下がりますので、極端に削る必要はなく「自分が納得のいくものにお金を使っていればOK」という考え方でいいと思います。

僕の場合は、ジムの会費、質のいい服、書籍代、カフェのコーヒーはケチらずにどんどん使うと決めています。なぜなら、これらは僕にとって幸福に繋がっているからです。

以上が浪費家体質からの脱却方法です。
一つずつ家計を見直して、入金力を上げていきましょう。

では、素敵な投資ライフをお楽しみください。

ABOUT ME
尾形@20代投資家
都内在住20代独身サラリーマン/ 投資歴3年/ 外資勤務 / 月10万積立中/ 楽天経済圏/ 転職して年収倍に/ 年収と筋肉増も目指してます/ 共通点のある方仲良くしてください
RELATED POST